快適な湿度
室内で人が快適に感じる湿度は50%程度だそうです。
湿度が低いとどうなるの?
湿度が低いと空気が乾燥して肌やのどが乾燥して風邪をひきやすくなったり、インフルエンザウィルスが活発になったりします。
湿度が高いとどうなるの?
逆に、湿度が高いと、カビが生える、ダニなどの害虫が増える、など、いろいろな悪影響がでることがあります。
それだけではなく、窓に結露が発生し、壁やカーテンにカビが生えたり、体温調節がうまくできなくて熱中症になりやすくなったりします。
どうして結露がつくの?
簡単に言うと、お部屋の中と外の温度差が大きいからです。
「窓の外側の結露」についてはこちらもご参照ください。
「相対湿度と絶対湿度と飽和水蒸気量」についてはこちらもご参照ください
結露を防ぐ方法
結露を防ぐ方法として一般的なのは、換気と除湿です。
換気
窓を数か所開けて空気の流れを作ります。
これは冬は空気が乾燥しているため効果がありますが、夏は湿度の高い外気を取り込むことによって、逆に結露が発生してしまうことがあります。
除湿
除湿は、除湿器やエアコンの除湿機能を使う方法が簡単ですね。
部屋の温度を下げなくても、湿度を下げることで、ずいぶん過ごしやすくなります。
扇風機を一緒に使うと、もっと空気の流れが良くなります。
梅雨の時期など、雨が続くとどうしてもジメジメとして湿度が高くなりますよね。
お部屋の中の湿度が高くなる理由としては、雨だけではなく、お風呂のお湯を溜めっぱなしにしていたり、洗濯物を室内に干していたり、観葉植物を置いていたりとさまざまです。
ちなみに、洗濯物を室内に干すと、どうしても気になるのは「部屋干し臭」
これを防ぐには、洗濯槽を洗う、この時だけはなるべくお風呂の残り湯を使わない(お湯の中にも多くの菌が潜んでます(>_<))、部屋干し用の洗剤を使うなど、簡単なことから対策してはいかがでしょうか。
湿度は高すぎても低すぎても快適に過ごせませんので、温湿度計などを使って湿度管理をしましょう!
ひとみん(サービス裏方 がんばってます♪)
家についてのあれこれ、楽しく学んでいます!
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。
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