家を建てたい人のための情報マガジン

外構の予算ってどう考える?相談者によって違う外構予算の考え方




素敵な家を建てたい!

そう思って、一生懸命考えて、家づくりを行っていきますよね?

でも、多くの人が陥ってしまう罠があるのです。

そう!

外構の予算が足りない!(泣)

instagramの家アカウントを見ていると

#減額調整

#減額ポイント

の投稿をたくさん見ますが、

この「減額調整」をした後に、更に外構予算どうする?という方を少なからず見かけます。

 

素敵な家を引き立たせるためには、素敵な外構も欠かせません!

 

今回は、外構予算が決まる流れについて、いくつかのパターンをご紹介させていただきます。

実は、家を建てる際に、どこに相談をしているのか?で変わってくるのですよね。

けっこう大切なことですので、しっかりイメージしてみてくださいね。

 

1. 土地 → 家 → 外構(住宅会社・ハウスメーカー)

土地から探す方は、このパターンが大半ではないかと思います。

まずは、住みたいエリアで、予算に応じた土地を探す。

利便性が高いエリアほど、土地は狭くなりがち。

土地を契約したら、住宅会社と契約。

理想の家を検討していきますが、建築面積や予算との兼ね合いに。

家を建てるためのお金って、予想以上にかかることに気づきます。

最後に残った予算で、外構を検討となります。

外構も思ったより高くて、さて、どのようにまとめようか?

となってきます。

 

ここで認識しておかないといけないことは、

不動産屋は「土地を売る」のが仕事です。

できれば、より高い値段で買ってくれる人に売りたいですよね。

住宅会社やハウスメーカーは「家を売る」「家を建てる」のが仕事です。

家をオプション等で充実させて、できるだけ高い家を建てることを優先して考えます。

そのため、かなり意識をしておかないと、外構の予算がなくなってしまいます。

人によっては、新築時には外構工事はせずに、1~2年後に考える、という方もおられます。

 

2. 家・外構 → 土地

どこに住みたいか?ではなく、住みたい家に住みたい!という方は、こちらになるかと思います。

ただし、このような考え方をしている、住宅会社や設計事務所と出会う必要があります。

どのような家に住みたいのか?

外構を含めた家のデザインをどうするのか?

こちらをしっかりと検討して、その家や外構を作るための土地を探す、ということになります。

(わが家はリゾート。空と緑に囲まれたSPANISH STYLEの家)

やはり、土地が広いと、家のトータルデザインの可能性は広がりますよね。

ただし、予算に限りがありますので、必然的に郊外の広い土地を探すケースが増えてきます。

 

3. 土地 → 家・外構(設計事務所)

土地から探すということで、1.に似ているのですが、全く違う思考となります。

どのようなエリアに住みたいのか?というよりは、

どのような環境に住みたいのか?

という観点で土地探しから始めます。

山々の緑、河川、海、桜などの木々、高台の景色など

「景色に溶け込む」「景色に馴染む」「景色を借りる(借景)」

ことができる土地探しです。

(上吾川の家)

理想の土地が見つかったら、その理想の環境に合う、家や外構を設計していく、という感じでしょうか。

施主さんにとっても、設計事務所の設計士さんにとって、もしかすると最も楽しい家づくりになるかもしれません。

ただし、ある程度、予算があって、働き方にも自由度が高い方向けかもしれません。

 

 

どの方法も、エリアや予算、土地探しの期間など、メリット、デメリットがあります。

家は建てるのが目的ではなく、家族の生活の場を作ることが目的です。

まずは、

何のために家を建てるのか?

どのような家を建てたいのか?

をしっかりと考えて、家づくりを行っていきましょう!

 

私個人的には、ある程度の土地の広さ、素敵な外構は、毎日の生活を豊かにすると思います。

建てた後に、こうしておけば良かった!と思わないように、しっかりと考えていきましょうね!

 

 

外構工事って、どこに頼めばいいの?
という方は、こちらの記事をご覧くださいね。
↓↓↓

外構(エクステリア)の工事って、建物と「別」なんですよ!(お金も会社も)

 

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 




 

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