アレルギーというのは、自己免疫疾患の総称です。
実は、アレルギーにも種類があり、大きくわけるとI型~V型の5種類に分かれます。
一般的には、I型アレルギーが有名です。
アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症、食物アレルギー、蕁麻疹等、多くのものがI型アレルギーとなります。
シックハウスに関しては、総揮発性有機化合物(TVOC)が原因と言われています。
通称「シックハウス法」が施行され、TVOCの基準は厳しくなりましたが、それでもゼロにすることは不可能に近いです。
では、木の家だったら良いのか?となると、そうとも言えないのが難しいところです。
「木の香り」っていいよね!フィトンチッド(精油成分)の豆知識
なんと、木の精油成分はある意味「化学物質」でもあるそうなのです。
日本人は、木の香りを好む人種だそうで、ヨーロッパ地方ではヒノキの香りを汚染物質として捉えている地域もあるそうで、これもなかなか難しいところです。
様々な住宅会社さんにお話を聞いてきた中で、シックハウス対策に力を入れられている住宅会社さんを紹介させていただきます。
【無添加住宅】
漆喰、炭化コルク、天然石、米のり、無垢材、柿渋など、使用する建材にこだわられています。
「本当の健康住宅」を真剣に考え、「幻の漆喰」「清活畳」「音響熟成木材」という健康自然建材を開発されています。
一般の家の5軒分以上の木材を使って、1軒の家を建てていきます。
木材が圧倒的に多いため、吸湿性が高く、高気密・高断熱なのが特徴です。
シックハウス対策を行うためには、中途半端に取り組まない方が良いようです。
これはある意味、今の新しい床材や壁紙等は使いにくいということにもなります。
良い建材を使っても、リビング等の一部でしか使っていなければ意味がありません。
「デザイン」と「健康」
どれもが共存していければ良いですね。
いっしー(家の素人 勉強中)
家を建ててようやく家の基本中の基本を知る。
建築家の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。
HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
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