エアコンが必要な季節になってきました。
久しぶりにエアコンをつけると
ん?・・・なんか臭くない?
ということがありませんか?
今回のコラムは、エアコンの臭い取りについてまとめています。
スッキリ掃除をして、快適な夏を過ごしましょう!
1. フィルターの清掃
まずはこれですね!
基本中の基本なのですが、案外、やっていない家庭も少なくないのですよね。
1ヶ月に1回はフィルターの清掃を行いましょう。
簡単に外せますので、フィルターの裏側(埃の裏側)から洗いましょう。
掃除機で埃吸うのも良いですが、やはり洗うことをお薦めします。
水だけでも大丈夫ですし、気になる方は、台所洗剤やウタマロ等で洗いましょう。
乾燥させたら、フィルターを取り付けて完了です。
2. ルーバーを外して吹出し口の清掃
吹出し口やルーバーはカビの巣窟。
カビだらけの風が、部屋に流れるのは嫌ですよね。
ですが、吹出し口の掃除をする時に「手が入りにくい!」ってイライラしたことはありませんか?
実はルーバーって、簡単に外すことができるのですよね。
ルーバーを外す際には
真ん中を外す → 左を外す → 右を外す
という順番で簡単に外れます。
ルーバーを外すだけで、吹出し口の掃除がめちゃくちゃ簡単になります。
ルーバーそのものも洗浄できますので、しっかりと掃除しましょう。
3. ドレンホースの清掃
エアコンが臭ったり、水が漏れる原因として、ドレンホースの詰まりがあります。
ドレンホースとは、エアコンの結露した水がドレンパンに溜まり、その水を室外に排出するためのホースです。
エアコンの室外機の横に、ドレンホースがありますよね。
日常の予防として、まずは、ドレンホースに防虫キャップをつけて置くことをお薦めします。
虫がいるドレンホースって嫌ですよね。
ドレンホースが詰まると、結露水が抜けにくくなったり、何よりも臭いが発生したりします。
ドレン詰まり取りポンプなどで、定期的に清掃しておくと安心ですね。
早川工業 エアコン用 ドレンつまり取りポンプ
掃除機で吸うと、水が出てきて吸ってしまい、故障の原因になりますので行わないようにしましょう。
4. 意図的結露で熱交換器の清掃
熱交換器についた埃は、大きなものは掃除機で吸うことができますが、小さな埃や汚れはなかなか掃除することが難しいですよね。
そこで、簡易的ではありますが、超簡単な清掃方法をご紹介!
方法は簡単です。
暑い日に、窓を開けて、最低温度の冷房を「強風」で「1時間」回す!
これだけです。
何をやっているのかといいますと、熱交換器のフィンを、意図的に結露させることで、熱交換器の埃や汚れを洗い流すことができる、という訳です。
いっしー宅は、かなりの効果がありました!
えっ?これだけでいいの?と思うのですが、かなり効果が高いですので、ぜひやってみてくださいね。
※暑く、湿度の高い日に行うのがお薦めです。
5. 清掃業者に依頼
上記のことをやっていても、やはり年月が経つと、内部の汚れが溜まってきます。
熱交換器の奥に溜まった汚れや、送風ファンの汚れは、一般人の我々には掃除するのが難しいですよね。
ということで、最終的にはやはりプロにお願いすることも大切です。
個人的には「2年に1回のペース」で依頼することにより、室内機を衛生に保つことができるかなと思います。
ダスキンさんや、おそうじ本舗さん、地元のホームセンター等、1台1万円ちょっとでエアコンクリーニングをお願いすることができます。
いっしーは、夏の前よりは、冬が始まる前にお願いするようにしています。
特に温風はカビの増殖が加速しますので、しっかり掃除をしてもらって、きれいな空気で過ごしましょう。
感染対策にもなりますよ!
ということで、臭い取りのためのエアコン清掃についてまとめてみました。
よく、ホームセンターで「エアコン洗浄スプレー」が売っていますが、プロの方によるとあまりお薦めできないそうです。
安くて良さそうなのですが、エアコン問題を根本的に解決できません・・・
理由はシンプルで、量が少なすぎて全く洗浄できない上に、水分量も少なすぎて汚れの排出もできない、とのこと。
普段の清掃と、定期的なプロの洗浄が、エアコンをきれいに保って、家族が衛生的に過ごせるポイントですね。
しっかり、清掃、予防して、夏も冬も快適な日常を過ごしましょう!
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。
HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。
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