家を建てたい人のための情報マガジン

建築家(設計士)が造る家ってどのような家でしょうか?

ハウスメーカーが造る家と何が違うのでしょうか?

書籍を2冊読み比べてみました。

 

1冊目はこちら

日本人がいちばん暮らしやすい間取り図鑑

【学びポイント】
デザイン ★★★★★
性能   ★★★☆☆
コスト  ★★☆☆☆
その他  ★★★★☆

フリーダムアーキテクツさんの書籍です。

様々な間取りが掲載されています。

土地が広く、予算にゆとりのある贅沢な間取りが多いです。

 

2冊目はこちら

小さな家のつくり方: 女性建築家が考えた66の空間アイデア

デザイン ★★★★☆
性能   ★★★☆☆
コスト  ★★☆☆☆
その他  ★★★★☆

女性建築家のノアノア空間工房さんの書籍です。

小さな家に特化した間取りやアイデアが掲載されています。

 

この2冊を読み比べると

「家に求めるものとは?」

「心地よさとは?」

を考えるきっかけになります。

 

細かなアイデアは1邸1邸違うと思いますが

全体的な考え方をまとめると3つになるかなと思います。

 

1.予算にメリハリをつける

ここはすごく重要です!

すべてにこだわると予算は青天井に。

だからこそ、リビングや玄関など、こだわりの場所に予算を集中していくことが重要です。

その他の部分は、良い意味で妥協していくことも大切です。

 

2.木や借景を使う

窓から見える景色にとても注力されています。

中庭にして木を植えたり、公園などの景色を借りたり。

窓の位置や大きさ、形などが重要になってきます。

生活スタイル、家具の選定などを考えた設計が重要です。

 

3.余白を大切に

ここにすごくこだわりがありますね。

リビングとエントランスをつなげたり、

リビングと中庭をつなげたり、

外空間と内空間をつなげる設計が多いです。

ある意味「無駄な」スペースもあえて作っています。

部屋にしろ、庭にしろ「余白」があるのとないのでは

デザイン性や高級感、そして生活のゆとりが変わってきます。

 

 

建築家(設計士)と作る家は、自由設計のため、本当に夢がありますね。

私たち施主は家の素人。

どのような家を求めているのか?と言われても、実はよくわかっていません。

設計士としっかり意見交換を行って、自分たちが望むものは何なのか?を引き出してもらい、良い家を建ててもらってくださいね。

 

↓↓↓こちらの書籍もとても勉強になります!

伊礼智の「小さな家」70のレシピ を拝読しました。家を建てる前に、一度、読んでみるべし!

 

えっ?ハウスメーカーの注文住宅は自由設計じゃないの?

と思われた方は、こちらのコラムもご参考ください。

「自由」の意味の違いがよくわかります。

↓↓↓

坪単価ってどうやって決めてるの?安くて良い家(住宅パッケージ商品)を支える努力と仕組み。

えっ?「注文住宅」って自由設計じゃないの??? フルオーダーとセミオーダーの違い

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー(家の素人 勉強中)
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建築家の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター

※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 

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