家を建てたい人のための情報マガジン

暑いです!

夏は暑いです!

 

いっしー邸は、風通しが良い家にするため、東西や南西に風が抜けるように窓の設計しています。

パッシブデザインという考えですね。

 

冬は高気密高断熱に加え、文明の利器を使って快適です。

春と冬は、風通しがよく、エアコンいらずで快適です。

しかしながら、夏が・・・夏がいかんのですよ(汗)

 

南と西に、窓を作っているため、採光は素晴らしいのですが、西日が暑いのです!
(南はシンボルツリーが守ってくれます。)

 

西日は強い!強いのです!

窓はクリプトン注入のトリプルサッシなのですが、壁と比べると、窓の防御力は低すぎるのです。

多少ブロックしても、室内に入ってしまった熱は溜まっていきます。

さすがになんとかせねば、エアコンの冷房効率が悪すぎます。

 

ということで、シェード、すだれ、たてす等で窓の外で日光をブロックするのが効果的なのですが、すだれやたてすなどは、家の外観デザインを壊してしまうのが難点です。

 

いっしー邸で、唯一後悔しているのが

窓の上に、シェード用のアイプレートをつけなかったことです。

↑こんなやつ

これさえあれば、自由にシェードを付けることができるのですが、実はこれ、後付が難しいのですよね。

いや、付けること自体は簡単ではあるのですが、課題が多いのです。

 

1. アイプレートを取り付けた壁が、シェードの力に耐えられるのかどうか?

建築時に補強壁(下地)を入れておかなければ、後々、壁が破損してしまう危険があります。

 

2. 後々、雨漏りの原因になりうる可能性がある

壁に穴を空けますので、ネジ部分から雨や湿気が壁内に侵入してくる可能性があります。

防水処理をきちんとしておく必要があります。

また、経年劣化で雨漏れの原因になりますので、定期的なメンテナンスも必要ですね。

 

3. メーカー保証が効かなくなる可能性がある

雨漏りに関しては、10年間の躯体保証がありますよね。(瑕疵担保責任)

例えば、自分自身で壁に穴を空けてしまうと、この保証が受けられなくなる可能性が高くなります。

工事をする際には、必ず家を建てたハウスメーカーや工務店に確認をして、たとえ工事費が高くても、そこを経由して工事をしてもらう必要があります。

 

こういう理由で、アイプレートの設置は敷居が高いのです。

 

アイプレートを使わずにシェードを設置

ということで、いっしー邸では、アイプレートを使わずにシェードを設置することにしました。

まずは、シェードを購入します。

HIRARI 日よけ シェード  オーニング 簡単設置 (180×180cm) モーカ
シェードはサイズがたくさんありますので、家の窓をしっかり測定して購入しないといけません。

ホームセンターはメートルモジュール、amazonは尺モジュール(正確には90cm単位)のものが多いように感じます。

 

いっしー邸では、窓の上の飾り(モール)に結びつけることにしました。

レンガ壁ですので、念のため、かもいフックを使って、補強しておきます。

これで安心♪

ノムラテック 簡単かもいフック ロング

 

ワタナベ工業 ブラック オーニング用簡単フック OH-04

実際はこんな感じ。

(かもいフックをメインにすると、レンガが破損する可能性があるので、あくまで補強のためのサブです。)

 

(市販の引っ張り紐って、強度のあるものはどうして白ばかりなのでしょう?黒とか茶色が欲しい。・・・と思ったらありました↓)

 

やっぱり、こちらの方が目立たず良いですね♪

(ポリエチレン製の紐のカット口はライターで炙ると解けにくくなって良いです。)

 

足元はフック付きのブロックを重しにします。

万能ウェイト ホワイト/フック付き

amazonで見てみると、いろいろな種類やカラーがありますね。

いっしー邸では、ホームセンターで購入したこんな感じのブロックを選びました。

下側をブロック固定しておくと、風の強い日などは、簡単に外せますね。

 

 

ということで、西窓にシェードをつけてみた結果、

驚くほどエアコン効率が上がりました!

夕方なんか、高気密高断熱に意味あるのかい!と思っていましたが、シェードを付けるとめちゃめちゃ冷房が効きます。

有名な図ですが

夏の昼間に、部屋に入る熱の割合を見ると、窓からが 73%!と、大半を占めているのですよね。

改めて、お陽さまの力って、ものすごいのだなと感じました。

日光は外側のブロックに限りますね!

 

窓シャッターも、夏には大きな効果があるので、予算のある方は検討する価値ありです。

 

ということで、

夏の日差し対策、冷房対策に、シェードはお薦めです!

お悩みの方は、ぜひ、お試しくださいね。低予算です!

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター

※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 

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