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家instagramを見てびっくり!窓シャッターって、必要ですか??




instagramの家アカウントを見ていて、びっくりすることがあります。

それは

「窓シャッター」をつける人、多くないですか???

ということ。

実は、私の住む地域では、ほとんど「窓シャッター」を見かけることがないものでして(汗)

 

私の小さい頃は、どの家の窓にも「雨戸」がついていたように思います。

台風が来ると、「雨戸」を閉めていました。

なんか、いつの間にか、台風でも何もしなくなったなぁ。

「雨戸」の代わりに「窓シャッター」をつけられる人も多いように感じます。

 

ところで

現代の「窓シャッター」の目的って何なのでしょう?

ということで、調べてみました!

 

まずは法律から

「準防火地域」

防火設備の取り付けが義務付けられている場所です。

その対応方法としては、窓ガラスを防火性能の高い「網入りガラス」に変更するか、「窓シャッター」を付けるというものです。

「準防火地域」の場合は、網入りガラスはデザイン的に嫌だなと思う方は、窓シャッターをつけるということでしょうか。

 

続いて、「窓シャッター」のメリットを考えてみましょう!

 

【窓シャッターのメリット】

1.台風時に飛ばされてくる物から、窓ガラスを守る!

2.外部からの音の軽減!

3.夏の日差し対策、断熱効果のために!

4.空き巣が侵入することを防ぐ!

 

一つずつ、検討していきましょう!

 

1.台風時に飛ばされてくる物から、窓ガラスを守る!

台風対策、いわゆる風対策ですね。

風対策で「窓シャッター」が必要と考えられているのは、実は台風の被害が大きい沖縄や九州ぐらいのようです。

暴風で窓ガラスが割れるという事例は、実はあまりないとのこと。

ただ、最近は全国で台風の風被害も起こっていますので、心配な方は検討する価値があるかもしれません。

しかしながら、暴風でシャッターが外れたり、外れたシャッターで窓ガラスが割れたりすることもあるのだとか。

窓シャッターを設置して、そのシャッターで窓ガラスが割れた日には、悲しすぎますね(泣)

台風でシャッターが壊れないように、シャッターガードという製品もあるみたいです。

ガレージにシャッターを設置されている方にも効果が高そうですね。

 

2.外部からの音の軽減!

防音に関しては、今の家の壁断熱の基準、ペア以上の窓ガラスでは大丈夫なのかなと思います。

我が家はトリプルガラスなのですが、雨が降っていることすら気づきにくいです。

 

3.夏の日差し対策、断熱効果のために!

「窓シャッター」を設置している方の意見を聞いていると、この夏の断熱効果はすごいようですね!

太陽光が入らないため、輻射熱が遮断されますので、エアコンの効果も高まります。

昼間の太陽光が全く入らなければ、夏のリビングは快適でしょうね。

少なくとも、西側の窓なんかは、ぜひ、設置したいですね。

また、逆に冬場はシャッターを閉めておくことで、冷気の侵入を防ぐ役割もあるのだとか。

寒い地方の方、ぜひ、感想を教えてください!

 

4.空き巣が侵入することを防ぐ!

すべての窓でシャッターが降りていたら、泥棒は窓ガラスを割って、室内に侵入することはできません。

心理的な防犯効果の役割を果たしてくれそうです。

ただし、すべての窓に設置されていたら・・・ですが。コストすごそう・・・(汗)

警察の知人に意見を聞いてみたとこと、実は、防犯効果はあまりないのだとか。

昼間に雨戸を締め切っている家は、自ら「今は留守ですよ~!」と大声で言っているようなもの。

そのため、わざわざ窓から入らなくても、玄関や勝手口、トイレやお風呂の小窓から、十分に侵入可能なのだとか。

そのため、防犯面では「窓シャッター」より、防犯ガラスの方が効果が高いのだとか。

なるほどです。

 

 

こうして見てみると、窓シャッターの設置は、

3.夏の日差し対策、断熱効果のために!

が最も意味があるようにも思いますね。

でも、部屋が真っ暗になってしまう点も考えなければなりません。

 

窓シャッターを設置する場合、多くの方の「#後悔ポイント」となっているのが

「電動シャッター」にしておけばよかった!

でした。

 

コストは高くなってしまいますが、「手動シャッター」だと開け閉めするのが面倒になってしまって、日常的に使わなくなってしまった、というお声をたくさん見かけました。

せっかくお金をかけても、使えなければもったいないですよね。

これから、設置したい!という方は、ぜひ、「電動シャッター」をご検討ください!

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 




 

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