薪にする木について
薪と言えば、
木材を斧などで使いやすい大きさに切断して束ねている・・・
という感じを想像できますよね (^ ^)
日本では、昔は台所やお風呂で使われる大事な燃料だったわけですが、
今では、「薪ストーブやキャンプファイヤーに使われる燃料」という認識です。
薪の種類は、大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」の2種類あります。
針葉樹
針葉樹とは葉の形が針のように尖って細くなった樹木のことで、よく燃えるため、焚き火の際の「焚き付け」にオススメです。
軽くて柔らかいものが多いそうです。
杉・松・檜などが針葉樹の代表的なものです。
広葉樹
広葉樹は葉が手のひらのように大きく広がっている樹木のことです。
着火しにくいですが、一度燃えると燃焼時間が長いので焚火や薪ストーブにはかかせません。
楢(ナラ)・椚(クヌギ)・樫(カシ)・欅 (ケヤキ)などが広葉樹の代表的なものです。
必要だから、自分で薪を作ろう!という方もいらっしゃいますよね。
でも、薪割りって、実際やってみると慣れるまでは簡単ではないみたいです。
薪割りの手順
まず、丸太を手に入れ、30cmくらいにカットしてから、使う大きさに割ります。
木によって、簡単に割れるものと、割れにくいものがあるようです。
木を適当な大きさにカットしたら、しっかり乾燥させます。
薪を割る
斧で少しづつ薪割りをするのも醍醐味ですが、
もっと簡単に!
と思う方は、電動薪割り機やエンジン付きの薪割り機などを使ってもいいですね。
薪割り機 薪割機 ログスプリッター エンジン式 破砕力 12t 約7.0馬力 家庭用 logs12u7hp (黄)
この、針葉樹と広葉樹を混ぜて使用したり、
「細い枝・中くらいの太さ・太いもの」と、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。
薪を乾燥させる
木材を適当な大きさにカットしても、すぐに使えるわけではありません。
乾燥が不十分だと、火がつきにくく、多くの煙を出し、煙突火災の原因の可能性もあるので、しっかり乾燥させないといけません!
乾燥の目安は・・・
・雨に濡れないように、また地面につかないようにじっくり1年以上乾燥させる。
・含水分率が20%以下のもの(切ってすぐの木は50%が水分だそうです)
この含水分率を調べるのに、「含水分率計」というものが販売されているようです。
Dr.Meterデジタル木材水分計 キャリングケース付き MD814
乾燥させる時間も場所も必要ですし、結構大変な作業ですね(^ ^;)
なので、現在は半数以上の人がホームセンターやインターネットで買うそうですよ。
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ひとみん(サービス裏方 がんばってます♪)
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