家を建てたい人のための情報マガジン

もしも、家を建てている途中で会社がなくなってしまったら?住宅完成保証制度という仕組みを知っておこう!

夢のマイホームを建てよう!

会社選び、打ち合わせ、建築、引き渡し、とワクワクする日が始まります。

 

住宅会社はたくさんあります。

そのほとんどの会社では、無事に家が建つのですが、

ごく稀に、本当に稀にですが、建築途中で「住宅会社が倒産」してしまうことがあります。

そうなったらどうなってしまうの?

というのが、今回のテーマです。

1.住宅会社が倒産したらどうなるの?

家を建てる際に、お金の支払いは3回、または4回に分けて行うのが一般的です。

契約時、中間、引き渡し前の3回が一般的でしょうか。

住宅会社は、契約時や中間に施主さんが支払ったお金で、人件費や部材、外注費を支払っていきます。

 

建築途中で住宅会社が倒産した場合、実は、ちょっと面倒なことになります。

 

施主さんはお金を支払って工事をお願いしていますが、

建築途中の家の持ち主は施主さんではないのです!

実は、住宅会社の持ち物となっております。

 

そのため、住宅会社が倒産した場合、建物は施主さんだけのものではなく、お金が支払われていない、卸や外注先にも権利がある訳ですね。

卸や外注先に支払うべき金額が、施主さんが支払った金額より下回った場合は、残りの金額部分の権利がありますが、

逆に、卸や外注先に支払うべき金額が、施主さんが支払った金額を上回った場合は、不足分を施主さんが支払わなければなりません。

 

その支払いが終わった後に、ようやく工事の再開が可能となりますが、

次に工事をしてくれる住宅会社を自分で探さなければなりません。

 

工事を引き継いでくれる住宅会社が見つかったとしても、最初の契約金額での工事はほぼ不可能です。

工事の引継ぎって、とても大変なのです。

 

様々なコストがかかりますので、実際には、最初の契約金額より大きく上回ることとなります。

住宅ローンをめい一杯組んでる場合は、実質的に建築が不可能となってきます。

かなり厳しいですよね。

 

2.住宅完成保証制度ってどういう制度?

このようなトラブルがあった際に、スムーズに住宅建築を進めるための仕組みが

「住宅完成保証制度」です。

住宅完成保証制度を活用していれば、あらかじめ決められた「一定額が保証」されるようになっています。

 

メリットは2つ。

・工事を引継ぎしてもらえる住宅会社を探してくれます

・工事を引き継いでくれる住宅会社の契約金額が、最初の契約金額を上回った際に、その「差額を保証」してくれます。
(請負金額の10%や20%までという上限があります。)

 

万一を考えたときに、住宅完成保証制度があると安心ですよね!

ただし、なのですが、

この住宅完成保証制度を契約するのは、施主さんではなく、「住宅会社」なのですよね。

 

そのため、住宅建築を相談する際に、

「住宅完成保証制度を使うことはできますか?」

という質問をして、OKをもらわなければなりません。

 

この制度は義務化されていませんので、加入している住宅会社もあれば、加入していない住宅会社もあります。

制度を利用するためには、保証会社が経営状況を精査する必要があります。

そのため、この制度を利用できるという住宅会社でしたら、かなり安心だともいえます。

 

保険料に関しては10万円が一般的です。

このお金は、工事会社が払う場合もあれば、見積もりに上がってくることもあります。
(工事会社が払う場合でも、もちろん、組み込まれているので一緒なのですが。)

住宅保証機構 住宅完成保証制度

住宅あんしん保証 住宅完成保証制度

GIR 住宅完成保証住まいるガード

 

繰り返しになりますが、大半のケースでは無事に問題なく新築住宅が引き渡されます。

万一の際にそなえて、「住宅完成保証制度」という仕組みがあることを知っておいてくださいね。

家が建った後の「瑕疵担保責任保険」については、こちらの記事をご参照ください。

 

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー(家の素人 勉強中)
家を建ててようやく家の基本中の基本を知る。
建築家の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 




 

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