HOUSEリサーチでは、都道府県単位ですが「お好みのワード」で建築家や施工例を探すことができます。
これが、かなり便利です!!
「片流れ」「吹き抜け」「無垢」「三角屋根」等、様々なワードを入力すると、お気に入りの家に出会えます♪
最近、住宅雑誌等を見ていると「ヒュッゲ」という単語がよく出てきます。
「ヒュッゲ」って何???
初めて聞く言葉です。
ヒュッゲな家という言葉を使われている建築家の方々に聞いてみたところ、
どうも、雑誌のライターさんが好んで使っている言葉なのだとか。
じゃぁ、「ヒュッゲ」って何なの?
ということで調べてみました。
↓↓↓先生はこちらの書籍。
Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法
【学びポイント】
デザイン ☆☆☆☆☆
性能 ☆☆☆☆☆
コスト ☆☆☆☆☆
その他 ★★☆☆☆
「ヒュッゲ」という言葉は、北欧の国、デンマーク の言葉です。
デンマークは、幸福度の高い国として有名です。
2012年から始まった、
国連による世界幸福度報告(世界幸福度ランキング)では、
2013年 第1位
2014年 第1位
2015年 第3位
2016年 第1位
2017年 第2位
2018年 第3位
と、デンマークは常にベスト3に入っています!すごいですね。
(ちなみに、2018年の日本の幸福度は第54位です。)
この幸福度の源となっている考えやスタイルが「ヒュッゲ」です。
この言葉を翻訳するのは難しいのですが、日本語でいえば、近い言葉が「居心地いい」となるのですが、これはこれでちょっと違うようです。
「ヒュッゲは訳すべき言葉ではない。感じるべき言葉だ。」
と言ったのは、作家のトーブ・マレン・スタッケスタッドさん。
(調べたのですが、どなたなのかわかりません。)
「ヒュッゲ」という言葉は18世紀頃からあり、もともとは北欧のノルド地方の「幸福」の概念からきているとのこと。
イェッペ・トロール・リネット博士は、
(同じく調べたのですが、どなたなのかわかりません。)
・安全で安心な居住環境。
・とりわけ家庭や家族の中で、くつろぎや楽しみを見つけること。
・たとえば子どもに対し穏やかに愛情を持って接すること。
・周りの人が協調しやすく、たがいに気持ちよくすごしながら信頼関係も育んでいけるような、感じのよいふるまい。
・豪華でもスタイリッシュでもないけれど、掃除の行きとどいた住みやすい家。
と「ヒュッゲ」を表現されています。
(引用:Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法)
次に、シンプルな幸せをつくる「ヒュッゲのルール10ヶ条」を見てみましょう!
1.雰囲気
部屋の明るさは、ほのかに
2.「今」「ここ」
携帯の電源を切って、「今ここ」に集中しましょう。
3.お楽しみ
珈琲、チョコレート、クッキー、ケーキ、キャンディー、大好き!
4.公平・平等
「私(Me)」より「私たち(We)」。時間と家事はシェアして。
5.感謝
「ありがとう」と言って受け取りましょう。
6.調和
勝負や成功をひけらかすのはかっこ悪い。
7.気楽さ
ひと休みして、リラックス。
8.平和
波風立てるのはやめましょう。政治の話はまた今度。
9.一体感
相手との間にどんな物語がありますか。
10.安らぎ
穏やかで不安のない場所を大切に。
デンマークの方によると「ヒュッゲ」を楽しむために必要なものは、
・暖かい飲み物
・キャンドル(これが大切!)
・暖炉
・クリスマス
・音楽
・休暇
・甘いものやケーキ
等が上位に上がります。
また、「ヒュッゲ」を楽しむための人数は、3~4人が約60%、2人が20%と、少人数が基本となっています。
(引用:ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方)
なんとなく「ヒュッゲ」という状況がわかってくるように思いますね。
家族や気心の知れた仲間と、暖色系のほのかな光の中で、珈琲とお菓子を傍に、のんびりとした時間を楽しむ。
というのが、「ヒュッゲ」の一つのイメージかもしれません。
家はくつろぎの場所、家族が集う場所、帰りたいと思う場所です。
皆さんも、素敵な家と時間を創ってくださいね。
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。
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