家を建てたい人のための情報マガジン

どこにも載っていない、「使える」小屋裏収納をご紹介!

小屋裏収納 別名 屋根裏収納

定義としましては

屋根裏の空いたスペースを有効活用した収納

ということになります。

 

家を建ててから困るのは収納場所の不足問題!

設計時って、理想を叶えるために、収納場所って削られていくのですよね。

寝室のウォークインクローゼットや、階段下収納などを計画すると思いますが

そんな広さではまるで足りない

ということを住み始めてすぐに実感します。

 

そんな時、「小屋裏収納」があったら良かったなぁ、と思うことがあります。

 

「小屋裏収納」でWEB検索すると、様々なメリット・デメリットが記載されているかと思います。

 

メリット

・居室に含まれませんので、固定資産税がかからない*

・収納スペースが広がる

デメリット

・梯子で登っていくので、荷物の出し入れが大変

・そのため、一度収納してしまうと、忘れてしまう

 

といった感じでしょうか。

*小屋裏収納の固定資産税がかからないための要件
・収納面積が同階の床面積の2分の1以下
・庫内の最高の高さが1.4メートル以下

 

一般的に、小屋裏収納に「登る」ために使われるのが

・収納式ハシゴ

・可動式ハシゴ

・固定階段

の3種類のハシゴ、階段です。

どれも、メリット・デメリットがありますが、

収納式・可動式の場合は、荷物の出し入れはやはり大変です。

固定階段式は便利ですが、どうしても階段スペースで面積を使ってしまいますよね。

 

ということで本題なのですが、今回、私、いっしーの小屋裏収納がとても快適に使えていますので、そちらをご紹介させていただきます!

 

快適に使うためのポイントは3つかなと思います。

 

1.小屋裏収納は2階の天井裏ではなく、2階と同じ高さで作る。

1階の屋根裏天井ということになるのでしょうか。

これはすごく大事かなと思います。

ハシゴ等で天井裏に収納するより、2階から水平に収納できる方がはるかに便利だからです。

いっしー宅では、2階のウォークインクローゼットから小屋裏収納に入れるようになっています。

荷物の出し入れがしやすいので、本当に便利です。

 

2.小屋裏収納は「広く」なければ快適に使えない。

あらためて、小屋裏収納のルールです。

*小屋裏収納の固定資産税がかからないための要件
・収納面積が同階の床面積の2分の1以下
・庫内の最高の高さが1.4メートル以下

これから考えると、例えば、延べ床面積34坪の家を建てようとするとき、

1階 17坪、2階 17坪で設計をすると、2階に「余分なスペース」が生まれません。

これを、

1階 18坪、2階 16坪で設計をすると、2階に「余分なスペース」が2坪生まれます。

この部分を小屋裏収納として使えると、最大2坪の収納スペースが生まれます。

2坪は畳4帖分の広さですね。

また、

1階 22坪、2階 12坪で設計すると、2階に「余分なスペース」が10坪生まれます。

すなわち、小屋裏収納として使えると、最大10坪の収納スペース生まれます。

10坪は畳20帖分の広さとなります!広いです。

さらに、1階は22坪の広さとなりますので、ゆったりしたLDK設計、間取り設計が可能となります。

 

どれも同じ34坪の家ですが、1階と2階の広さを変えることで、小屋裏収納のスペースを大きく取ることができます。

登記上の延床面積、建築費用は大きく変えずに、実際の延べ床面積を増やせますので、良い方法かなと思います。

 

小さな小屋裏収納でしたら、実は、高さのあるクローゼットの方が収納に向いています。

小屋裏収納の良さは、ある程度の広さではないかと考えています。

土地面積があるのでしたら、ぜひ、検討する価値があります!

 

3.採光と換気、断熱を考える。

小屋裏収納は、別名、屋根裏収納とあるように、屋根下にありますので夏は暑く、冬は寒くなります。

そのため、小屋裏収納であろうと、きちんと断熱材を床と天井に入れてもらうべきです。
(外壁には当然ながらもともと断熱材は入っています。)

天井と壁に、きちんと壁紙を貼ってもらうと、チープ感がなくなり、部屋感が出ますので、わずかな費用は削らない方が良いです。

床に関しても、断熱材は必要ですので、基本的には居室と同じ作りが必要になります。

床材に関しては、合材を貼ってもらって、後はタイルカーペットをDIYで貼るのもよいかと思います。

余裕があれば、きちんと床材を敷くと、天井は低いですが、完全な部屋となります。

照明の設置も必須です。

荷物の出し入れの際に、部屋が明るいことは重要です。

わずかな金額ですので、照明はきちんとつけ、コンセントも設置しましょう。

最後に換気です。

ある程度の広さを確保できたのなら、小さな窓を設置するか、換気扇を設置するか、のどちらかを行った方が良いです。

換気扇は第三種換気となりますので、基本的に常に外と繋がっていますので、断熱の面で劣ります。

個人的には、小さな開き窓の設置が良いかなと考えています。

(他の部屋の窓に向かって風が流れるような配置が良いかなと。)

 

そんなことを考えて作った小屋裏収納がこちらです!

広いっ!!

寝室横のウォークインクローゼット内にある、小さなドア(分厚い断熱材入り)をくぐって入ります。

理論値6帖の小屋裏収納ですが、壁の厚さなどで、実際は少し小さくなります。

が、それでも収納力は抜群です!

もちろん、居室ではないので、固定資産税はかかりません。

実質、延べ床面積+3坪の広さの家になっています。

天井高が140cm以下でなければ、書斎としても使えそうです。

さらに、収納力・整理力を高めるための手法は、次回のコラムにて!

 

 

最後に、小屋裏収納を作るのっていくらかかるの?ということですが、

これは、それぞれの住宅会社さんで変わってくるかと思います。

居室を作るのと、ほぼ同じ費用がかかる、という話を聞いたことがあります。

ハウスメーカーさんのように「坪〇円」の場合は、坪数に入らないため、費用はかなり安くなることも。

ぜひ、ご興味のある住宅会社・設計事務所に確認してみてくださいね。

 

いっしー宅の場合、「坪〇円」の仕組みだったため、

この6帖を「居室」で作った場合は、400万円弱ほどかかるのですが、

「小屋裏収納」として作った場合は、小屋裏収納作成費と、天井と床の壁紙代で、

なんと20万円未満でできてしまいました!

窓1つ、コンセント1つ、スポット照明2つは、基本費用内でしたのでコミコミと超お得に。

引き渡し後、自分でタイルカーペットを貼りましたが、その費用も含めて20万円未満でした。

 

 

ということで、あまり見かけない「使える」小屋裏収納のご紹介でした。

収納力があり、荷物の出し入れがしやすいので、毎日、日常的に出入りして活用しています。

使わない荷物のために高額の収納を作るのって、お金も面積ももったいないですよね。

断捨離時代、収納スペースは少なく、という考え方もありますが、きちんと整理整頓した上で、収納にゆとりがあると、生活のゆとりに繋がるようにも思います。

ぜひ、家の設計の際には、検討してみてくださいね。

 

 

↓↓ウォークインクローゼットの記事もご参考ください!

 

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー(家の素人 勉強中)
家を建ててようやく家の基本中の基本を知る。
建築家の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。

 




 

建築家・住宅会社の皆さま、「HOUSEリサーチ」のご掲載をお待ちしています!

 

 

CLOSE