家を建てたい人のための情報マガジン




冬の熱損失は「窓」からが48%!

そう、暖かい家に住むためには「窓」が超重要なのです。

でも

既に家を建ててしまったけど、もっと暖かい家にしたい!

と思われる方に朗報です!

 

2024年も環境省の「先進的窓リノベ2024事業」が行われています!

予算はなんと1,350億円!!

光熱費も上がっている時代、リフォームで窓をバージョンアップさせてしまいましょう!

 

先進的窓リノベ2024事業については、公式サイトをはじめ、各サッシメーカー、窓メーカー、リフォーム会社のサイトでご案内されています。

じっくり知りたい方は、そちらをご覧いただくことにして

HOUSEリサーチでは、超簡単にご説明させていただきますね!

 

1.リフォーム会社はどこでも良いわけじゃない!

「窓リノベ事業者」に登録をしているリフォーム会社で工事をしなければなりません。

「窓リノベ事業者」とは、補助対象者(リフォーム希望者)に代わり交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された施工業者等をいいます。

難しいことが書いてありますが、「窓リノベ事業者」にお願いすれば、手続き、工事、補助金申請、入金まですべてお任せできます!ということです。

窓やドアも、何でもよいという訳ではなく、対象商品として登録されたものに限るのですが、商品選択も「窓リノベ事業者」にお任せすれば安心です。

では「窓リノベ事業者」ってどこの会社なの?

ということなのですが

先進的窓リノベ2024事業では、まだ検索システムができておりません。(2024年1月26日現在)

しかしながら、2023年の先進的窓リノベ事業に参加したリフォーム会社は、ほぼ2024年事業にも参加されると思います。

補助金利用を相談できる事業者の検索(2023年)

 

2.期間はいつまで?

手続きの時期
2024年3月中下旬~ 遅くとも2024年11月30日(予定)
(リフォームに用いる対象製品(製品型番)が決定し、工事に着手した以降)

補助金申請期間
2024年3月中下旬~ 遅くとも2024年12月31日(予定)
(工事の完了・引渡し後)

こちらもわかりにくいかと思いますが、3月中下旬以降11月末日までの工事開始、12月31日までの補助金申請と覚えておきましょう。

いずれにしろ、各手続きは「窓リノベ事業者」がしてくれます。

 

3.どんな工事ができるの?

【ガラス交換】
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
ガラス1枚あたりの補助額 5000円~55,000円

【内窓設置】
既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事をいいます。
製品あたりの補助額 23,000円~112,000円

【外窓交換(カバー工法)】
「カバー工法」とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
製品あたりの補助額 58,000円~220,000円

【外窓交換(はつり工法)】
「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、​複層ガラス等に交換する工事をいいます。
製品あたりの補助額 46,000円~183,000円

【ドア交換(カバー工法)】
「カバー工法」とは、既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、​ドアを交換する工事をいいます。
製品あたりの補助額 58,000円~220,000円

【ドア交換(はつり工法)】
「はつり工法」とは、既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、​​ドアを交換する工事をいいます。
製品あたりの補助額 46,000円~183,000円

カバー工法とは、枠を残したままガラスやドアを変えること。
メリットは工期が数時間ということ。デメリットは窓枠が変わらないことです。

はつり工法とは、枠からガラスやドアを変えること。
メリットは全て新品になること。デメリットは工期が数日必要なことです。

 

4.具体的にどうしたらよいの?

まずは「窓リノベ事業者」にリフォーム相談しましょう!

窓やドアは全て交換が理想ですが、予算の関係もありますので、実際に家を見てもらって、リビングダイニングと浴室・洗面台だけなど、具体的に相談してみましょう。

次に、リフォーム工事代金の見積もりと、見込みの補助金額を計算してもらいましょう。

納得できたら、工事契約書を交わしてリフォーム工事です。

工事が終わったら、「窓リノベ事業者」に補助金申請をしてもらいます。

先進的窓リノベ2024事業の補助金の受け取り方には2種類あります。

A.リフォーム代金を全額支払った後に、補助金を受け取る
B.補助金をリフォーム代金に充当し、残高を支払う

B.パターンの方が一時的負担が少ないため、選択される方が多いのではないでしょうか?

リフォーム代金の支払い方法についても、しっかり相談しておきましょう。

 

ということで「先進的窓リノベ2024事業」について解説させていただきました。

「窓」は暮らしを大きく変えます。

補助金は早いもの勝ちですので、まずはぜひ「窓リノベ事業者」に相談してみましょう!

 

HOUSEリサーチ運営事業部
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。

 

HOUSEリサーチ 新築住宅情報センター

※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。




住宅会社・設計事務所の皆さま、「HOUSEリサーチ」で良縁をお繋ぎいたします!

 

 

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