そもそも、鍵は、紀元前2000年頃から使われるようになったといわれています。
歴史上最古の鍵とされているのが、エジプト錠だと言われています。木製の鍵とピン、かんぬきで構成されているそうです。
原理としては今の鍵と同じですが、巨大なため、鍵を携帯することはできなかったようです。
日本では、江戸時代になると、財産を保管している蔵に南京錠が付けられ、一部の人に需要が高まってきました。
その後、大正時代になるころには、洋風の建物が増えシリンダー錠の開発が進みました。
現代では、建物・自動車・金庫・机・スーツケースなど、日常生活の様々なところで使われる、なくてはならない物になりましたね(^ ^)
一般的に使われるカギの種類
シリンダー錠
一般的な住宅の玄関に使われる鍵は、形がギザギザしているシリンダー錠が主流です。
ピッキングなどの不正解錠を防止するために日々進化しているため、多くの種類があり、タイプによって性能も異なります。
近年、より防犯性を追求し、デジタル錠に注目が集まっています。
デジタルキー
電子錠・デジタルロック・電子ロックなどと呼ばれます。
ボタンやタッチパネルで暗証番号を入力すると解錠できるもののことを言います。
暗証番号を設定後は、鍵を持ち歩かなくてもいいので、鍵を探す手間はなくなりますね。
【SHS-1321(ブラック)】SAMSUNG SMARTデジタルドアロック
リモコンキー
電波を利用していることから、リモコンキーを360度どこからでも操作できる便利なシステムです。
リモコンキーをバッグなどに入れたままドアのボタンを押すだけでいいのです。
主に車や一戸建ての住宅、マンションで使われています。
Qrio Key (キュリオキー) スマホなしでも自宅カギをスマート化、Qrio Lock専用のリモコンキー Q-K1
カードキー
カードのIC情報を錠前に登録した鍵情報と照合し、一致すると解錠できるタイプの鍵です。
挿し込むタイプやかざすタイプがあります。
集合住宅のエントランスやホテルなどでよく使われています。
LIXIL(リクシル) TOSTEM ドア CAZAS 標準カードキー DASZ750
他にも、スマホをかざすタイプのものや、登録した指紋を読み取る指紋認証錠などもあります。
「扉に近づくだけで施解錠できるリモコンキー」というものまで出てきているみたいです!!
ひとみん(サービス裏方 がんばってます♪)
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※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
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