シンプルでカッコいい四角い家
とても多く見かけるようになりましたね。
実は「ある会社の四角い家」がモデルとなって、広がりました。
この四角い家、登場したのは2009年。
福岡にあるMAKIHAUS株式会社の眞木健一さんが企画し、商品化された「casa cube」です。
現在は、カーサプロジェクト株式会社さん(casa cubeネットワーク本部)が展開されています。
「casa cube」は、2018年に10周年を迎えられました。
10周年を記念して出版されたムック本
with CASA「シンプルで美しい、四角い家 casa cube」
資料請求サイトから無料でプレゼントいただけます。
casa cubuについては、私が説明するより、上記ムック本や、下記の書籍をご覧いただく方がよくわかります。
簡単にまとめますと、
・四角い家は建築コストが安くなる
・四角い家は耐震性に優れる
・四角い家はメンテナンスコストも安くなる
そして、casa cubeの大きな特徴は、
・大きな窓がない(スリット窓と天窓)
・だから、断熱性に優れる
・だから、防犯性が高い
・だから、土地を選ばない
ということです。
(さすがに、周囲の四角い家で、窓がない家はほとんど見かけないのですが、構造面からも窓は少なめですよね。)
casa cubeの書籍やムック本を読んでいて、
「窓」について、いろいろと考えてしまいました。
窓のメリットはやはり、
・光が入って明るい!
・光が入ると暖かい!
・窓をあけると風が通る!
・外の景色がよく見える!
・掃き出し窓からテラスやウッドデッキに出られる
などなどですよね。
ただ、窓のデメリットもいろいろとあります。
・夏は光が入って暑い!
・特に夏の西日は大変!
・夏は温室効果が高すぎる!
・冬は熱損失が大きい!
・周囲の目があるので、カーテンを閉めてしまい、景色どころではない
・防犯面が心配!
・格子やシャッターをつけると、コストがかかるし、デザインが落ちる
などなどがデメリットでしょうか。
そうなんですよね。
窓について、いろいろと考えていると、
・西側に窓って必要なのだろうか?
・大きな窓は、暖房も冷房も効率が悪い。
・窓の数だけカーテンが必要でコストがかかる。
・特に1階の窓は、カーテンを閉めっぱなし。
・24時間換気のため、窓を開けることがあまりない。
・特に春は窓を開けると、黄砂や花粉やPM2.5が入ってくる。
窓って、いったい何なのだろう?という疑問も生まれてきます。
建築家の方の設計の家って、縁側+一面の窓の意匠が多いですよね。
リビングと縁側、そして庭が続いていて、デザイン的にもとてもきれいです。
でも、昔の家のように、一面の窓を開けっぱなしにすることってあるのかな?とも感じます。
網戸をしておかないと、虫も自由に入ってきますし。
ただ、昔の家が開けっ放しだったことを考えると、これは生活スタイルで考え方が変わるのかなとも思います。
皆さんは、窓についてどのように考えますか?
私は、南側や西側の窓に関しては、オーニングまでいかなくても、シェード・タープをつけれるようにしておけば良かったな、というのが反省点です。
太陽光の断熱は、カーテンやハニカムシェード等の内側より、オーニングやシェード・タープ等の外側で行う方が、かなり効率的ですよ!
Ankuka サンシェード 紫外線98%カット 3×4m長方形
窓についてはこちらもご参照ください。
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。
住宅会社・設計事務所の皆さま、「HOUSEリサーチ」の掲載申込み・資料請求はこちらから!