「そろそろ家を建てたい」と思ったら、すぐに住宅展示場へ行ったり、土地を探したりする前に、まず考えておきたいことがあります。
家づくりは人生でも大きな買い物です。
最初の方向性を間違えると、後になって「こんなはずではなかった」と後悔することもあります。
ここでは、家を建てる前に考えておきたい5つのポイントを紹介します。
1.なぜ家を建てたいのか?
まず考えたいのが「家を建てる理由」です。
「子どもが大きくなって手狭になった」「家賃を払い続けるより自分の家が欲しい」「収納が多い家に住みたい」など、人によって理由はさまざまです。
理由を明確にしておくと、家づくりで迷ったときの判断基準になります。
例えば「子育てしやすい家」が目的なら、豪華な設備よりも、家事動線や収納、子どもの安全性を優先したほうがよいでしょう。
2.いつまで住む家なのか?
家は「今の生活」だけでなく、将来も考えて計画することが大切です。
子どもが独立するまでなのか、老後まで住み続けるのかによって、必要な間取りは変わります。
現在は4人家族でも、10年後には子どもが独立しているかもしれません。
逆に、親との同居や在宅勤務など、将来的に部屋が必要になる可能性もあります。
「10年後、20年後にこの家でどんな暮らしをしているか」を一度考えてみましょう。
3.無理なく払える予算はいくらか?
「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく返せるか」が重要です。
住宅ローンだけでなく、固定資産税、火災保険、修繕費、外構費、家具・家電など、家を持つことで発生する費用もあります。
予算いっぱいまで住宅にお金を使ってしまうと、旅行や教育費、老後資金などに影響する可能性があります。
「建物+土地」だけではなく、家づくり全体に必要な費用を考えて予算を決めましょう。
4.どんな暮らしをしたいのか?
「何LDKが必要か」から考えるのではなく、「家でどんな暮らしをしたいか」から考えることも大切です。
例えば、「洗濯を楽にしたい」「料理をしながら子どもの様子を見たい」「家族が自然とリビングに集まる家にしたい」「趣味の部屋が欲しい」などです。
こうした希望を具体的にすると、必要な間取りや設備が見えてきます。
5.家以外のお金も残しておく
最後に忘れてはいけないのが、家以外に使うお金です。
住宅購入後には、子どもの教育費、車の買い替え、旅行、老後資金など、さまざまな支出があります。
「せっかく理想の家を建てたのに、住宅ローンの返済で生活に余裕がない」という状態は避けたいものです。
家づくりで大切なのは、一番高い家を建てることではなく、家族が無理なく幸せに暮らせる家をつくることです。
家を建てると決める前に、「なぜ建てるのか」「将来どう暮らしたいのか」「いくらなら無理なく払えるのか」を家族で話し合っておきましょう。
この5つが整理できれば、その後の土地探し、住宅会社選び、間取りや住宅性能の検討も、よりスムーズに進められます。
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