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漆喰と珪藻土、どっちを使うか迷ってない?違いを比べてみました。

建物外壁内壁に使われている漆喰珪藻土、見た目では違いが分かりづらいのですが、実はぜんぜん違うんです!

 

漆喰とは?

漆喰の原材料は主に「石灰石」で、糊や麻すさなどと混ぜ、空気中の二酸化炭素に反応して自然に固まっていきます
ゆっくりと二酸化炭素を吸収することで固まっていく漆喰は「呼吸する壁」と言われます。

自然素材である漆喰は、カビや細菌の繁殖を抑えたり、有害物質であるホルムアルデヒトを吸着・分解してくれるのでシックハウス症候群の対策にも役立ちます。

漆喰の調湿効果

冬場の「乾燥」や夏場の「湿気」を防ぐ効果が期待できます。
年間を通してお部屋の湿度を快適に調整してくれるので、結露予防にもなります。

漆喰の防火性

昔から、お城の壁などにも使われてきた漆喰ですが、主原料が燃えない素材なので、室内の壁にも安心して使用できます。

 

珪藻土とは?

珪藻土は「珪藻」という藻類の殻の化石が積み重なってかたくなった土のことです。
藻類の殻には、目に見えないくらいの無数の穴があいていて、断熱効果や調湿効果があるそうで、そのおかげで人が快適に感じる湿度に保ってくれます。

珪藻土はそのままでは自然に固まることはできないので、固めるために接着剤などの材料を混ぜて固めます。

色のバリエーションも多く、白以外にもグレーやベージュ、ブルーなどいろいろな色があるので、お部屋の雰囲気に合わせて色を選べます。

珪藻土の調湿効果

バスマットなどに使われているように、珪藻土の方が特に優れているようです。

珪藻土の方が2倍以上の湿度調整量があるので、調湿機能という面では珪藻土の方が優れていると言えます。

珪藻土の耐久性

直接水がかかるところでは弱いので、基本的にはお部屋の内壁や雑貨に使用したりします。

 

今回は簡単にご説明しましたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください(^^)

【真っ白な漆喰の塗り壁、きれいですね】

【バスマットだけじゃない!珪藻土の活用法!】


 

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