今日は熱い人のお話を聞いてきました。
「みんな、家を建てようと思ったら、ハウスメーカーとか工務店とかの「建物屋」さんに相談に行くのですよね」
・・・・・・えっ、みんなそうなんじゃないのですか???
その方のお話を簡単にまとめると、
↓↓↓
「家」というのは「建物」のこと。
だから、みんな「建物屋」さんに相談に行く。
だけど、「建物屋」さんは「家という建物」を建てるのが仕事なので、「建物屋」さんがコーディネートすると、予算配分は「建物」に重きを置いてしまう。
「住まい」というのは、建物だったり、エクステリアだったり、家具だったり、カーテンだったり、周囲の環境や雰囲気だったり、そういうもの全てを含んだところ。
家を建てる目的って、「住まい」を創っていくことだよね。
だから、全体を考えながら、予算配分をしていかないといけない。
そういう考え方で、きちんとコーディネートしてくれる人って、少ないのだよね。
↑↑↑
うーん。なるほど。ごもっとも!
いくつかの書籍にも書いてあったことを思い出します。
↓↓↓
多くの人は、土地を決めて、それから家を考える。
だから、予算が足りなくなると、家に妥協が出てくる。
でも、本当は家を決めて、それから予算に合う土地を探すのが本当だと思う。
↑↑↑
こちらに通じるものがありますね。
家を建てようと思ったら、最初に重点を置いて考えなければならないのが、
・予算配分
・コンセプト
の2つだそうです。
この2点をしっかりと計画してから、家づくりに取り組むと、本当に良い「住まい」ができるとのこと。
予算配分というのは、先にも書いた内容のこと。
土地にお金をかけすぎて、建物が妥協の産物になってしまったり、建物にお金をかけすぎて、家具やエクステリアにお金がかけられなくなってしまったら、これからの長い年月の幸せ度合いが下がってしまいます。
そのために必要なことは「コンセプト」
コンセプトをしっかりと計画しておくと、全体的な色だったり素材だったり、すべてのものに統一感が出てくるそうです。
施主の希望を、その都度、決めていくと、最終的に全体がバラバラになってしまうことが多いそうです。
なるほど、なるほどです!
ちなみに「コンセプト」がしっかりしている人は、生活のすべてに統一感があるそうです。
家、エクステリア、インテリア、車、服、雑貨・・・
「コンセプト」がしっかりしている人は、生活のすべてが揃っているそうです。
住宅会社の営業さんが、この意識を持っているのかどうかでも、今後の打ち合わせが変わってきますね。
設計事務所は、こういったご提案方式なのかな?と、勝手に想像もしております。
「家」はかなり高い買い物であると同時に、長いお付き合いが必要な買い物です。
「建物」はもちろん大切ですが、「住まい」についても、じっくりと検討してくださいね。
エクステリアついてはこちらの記事もご参考ください!
外構(エクステリア)の工事って、建物と「別」なんですよ!(お金も会社も)
いっしー
家を建てることで、様々な家の基本知識を学ぶ。
数多くの注文住宅を内見し、住宅系の書籍は大半を読破。
宅建士まで受験。
住宅会社・設計事務所の皆さまにご教授いただきながら、家について楽しく学んでいます。
※プロの皆さま、このコラムは家の素人が、建築家の皆さまに教えていただいたり、書籍等で勉強したりした内容を記載しております。
間違いや修正事項がございましたら、ぜひ、ご指摘いただければと思います。
住宅会社・設計事務所の皆さま、「HOUSEリサーチ」の掲載申込み・資料請求はこちらから!